ソフトバンクエアーが5Gに対応!料金エリア速度をドコモhome5Gと比較
5Gに対応したAirターミナル5。Airターミナル5は、従来の機器よりも2倍以上の速度でインターネットを利用できるのが特徴です。
しかし、中には「5Gって何?」「4Gと5Gって何が違うの?」と思っている人も多くいるでしょう。
そこでこの記事では、4Gと5Gの違いについて解説します。記事の後半では、ドコモから販売されているhome 5Gと性能や料金、エリアなどさまざまな観点から比較します。
工事不要の5G対応ホームルーターの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どっちがおすすめなのかも紹介しているので、最後まで読んで自分にピッタリなホームルーターを利用しましょう。
ソフトバンクエアーは5Gに対応!4Gとは何が違うのか徹底解説
ソフトバンクは、5G通信規格に対応したAirターミナル5を2021年10月より、提供を開始しています。
結論から言ってしまうと、ソフトバンクエアーで最も高性能であり、高速通信が可能な機器ということです。
Airターミナル5のスペックは、以下のようになっています。
月額料金 | 5,368円 |
---|---|
端末料金 | 71,280円(実質無料)1,980円×36回払い |
契約事務手数料 | 3,300円 |
サイズ | 103mm(幅) 225mm(高さ) 103mm(厚さ) |
重さ | 約1,086g |
下り最大通信速度 | 最大2.1Gbps |
WiFi通信規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
通信方式 | 5G方式:n77(3.0GHz、3.4GHz) 4G方式:AXGP(2.5GHz) TDD-LTE(3.5GHz) 4G LYE方式:FDD-LTE(2.1GHz) |
同時接続台数 | 128台 |
契約期間 | なし |
解約金・違約金 | なし |
5Gに対応しているとはいえ、5Gでは何ができるのか、4Gとは何が違うのか、気になる人も多くいるでしょう。
まずは、4Gと5Gの違いについて解説します。
4Gと5Gの違いを解説!5Gでは何ができる?
4Gと5Gの主な違い、通信速度です。
5Gの通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの1/10、4Gの10倍のデバイスを同時に接続できます。
4Gとの違いをわかりやすく表にまとめると、次のようになります。
4G | 5G | |
---|---|---|
通信速度 | 最大1Gbps | 最大20Gpbs |
同時接続台数 | 10万台/平方km | 100万台/平方km |
遅延速度 | 10ms | 1ms |
最も恩恵を受けやすいのは、ダウンロード速度。
2時間程度の映画を4G回線でダウンロードする際に5分程度かかっていたものが、5G回線だと3秒程度だと言われています。
通信速度が4Gよりも速くなることで、高画質の動画を快適に視聴できるようになるのが、大きなメリットです。
遅延が解消される
先ほども紹介したように、5Gの遅延は4Gの1/10です。
これにより、オンラインゲームやテレビ電話における遅延が起きづらくなり、快適性が増します。
4G回線でゲームをプレイしていると、処理が重くラグ(遅延)が起きやすくなっていることから、LANケーブルを使用している人も中にはいるでしょう。
しかし、5G回線を利用すれば、LANケーブルを使わなくても遅延が起きづらくなり、より快適にゲームプレイやテレビ電話を利用できるようになります。
5Gと5GHzとの違い
中には、5Gと5GHzを混同している人もいます。
5Gとは通信規格のことで、5GHzとは周波数帯のことです。
5Gは先ほども紹介したように、4Gの20倍、遅延は4Gの1/10、4Gの10倍のデバイスを同時に接続できます。
一方で5GHzは、WiFiルーターなどに割り当てられている周波数帯のこと。
壁や天井といった障害物に弱く、電波が届きにくいデメリットがあります。
しかし、5GHzの周波数帯を使う電子機器が少ないため、電子レンジなどとの干渉が起きにくいため、安定した通信ができます。
まとめると、5Gはスマホやパソコンをインターネットにつなぐための通信規格のこと。
5GHzは、WiFiで使われている周波数帯のことです。
勘違いしやすいので、気をつけましょう。
5Gの3つのデメリットも紹介
爆速で利用できる5G回線ですが、5Gにもデメリットはあります。
5Gのデメリットは以下のとおりです。
- 利用できるエリアは限定的
- 5G対応端末が必要
- バッテリーの消費量が大きい
5Gのデメリットも知ったうえで、5Gを導入するかどうかを決めましょう。
利用できるエリアは限定的
2021年10月現在、5Gを利用できるエリアは限定的です。
現在で5Gを利用できるエリアは、人口が密集している首都圏や県庁所在地のみ。
過疎地域や密集地から離れている地域では、ほぼほぼ利用できないので注意しましょう。
5G対応端末が必要
5Gに対応したAirターミナル5を利用しても、5Gに対応した端末がないと利用できません。
iPhoneだとiPhone 12シリーズ以上が対応しています。
Androidスマホも5G対応端末は徐々に販売されているとはいえ、数は限られており、スペックも価格も高いのが現状です。
Airターミナル5を導入しても、受信機側が5Gに対応していないと、5Gの恩恵は受けられません。
バッテリーの消費量が大きい
5Gは4Gよりも高速でデータを処理するため、4Gよりも大きい負荷がかかります。
負荷が大きいと、バッテリーの消費が速くなるのは当然です。
1日持つバッテリー容量を備えたスマホでも、数時間でバッテリーがなくなってしまう可能性があるでしょう。
したがって、5Gを自宅で利用するなら、充電をしながら、というのが現状のスタイルです。
Airターミナル5とドコモhome 5Gを比較!共通点を紹介
5G通信に対応している機器は、ドコモからも販売されていています。
そこで、Airターミナル5とドコモhome 5Gを比較して紹介します。
5Gを導入したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは、Airターミナル5とhome 5Gの比較表をご覧ください。
1段目左 | Airターミナル5 | home 5G |
---|---|---|
月額料金 | 5,368円 | 4,950円 |
端末料金 | 71,280円(実質無料)1,980円×36回払い | 39,600円(実質無料)1,100円×36回払い |
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
サイズ | 約103mm(幅)×225mm(高さ)×103mm(厚さ) | 約95mm(幅)×170mm(高さ)×95mm(厚さ) |
重さ | 約1,086g | 約720g |
下り最大通信速度 | 最大2.1Gbps | 最大4.2Gbps |
契約期間 | なし | なし |
解約金・違約金 | なし | なし |
スマホセット割 | 1,100円割引 | 1,100円割引 |
月額料金や最大速度が異なっていることがわかります。
まずは、両者の共通点を紹介します。
共通点① 端末代金はどちらも実質無料
端末代金は、どちらも実質無料です。
Airターミナル5 | home 5G |
---|---|
71,280円 | 39,600円 |
Airターミナル5は、購入時に「月月割」が自動で適用されます。
「月月割」は、基本料金から割引される割引キャンペーンとなり、機器の代金が割引されるわけではありません。
とはいえ、毎月端末代は割引されるので、端末代は実質無料になります。
Airターミナル5 | home 5G |
---|---|
月月割で基本料金から1,980円×36回分が無料 | 月々サポートで1,100円×36ヶ月分が無料 |
ドコモのhome 5Gは、36回払いにすると月々サポート(1,100円×36ヶ月間)が適用されるので、端末代は無料です。
どちらも端末代は無料で利用できるので、支払い代金はプラン料金のみになります。
共通点② どちらも5Gに対応しているため爆速でインターネットを利用できる
Airターミナル5もhome 5Gも、5Gの通信規格に対応しているので、通信速度は爆速です。
しかし、最大通信速度は異なっています。
Airターミナル5 | home 5G |
---|---|
最大2.1Gbps | 最大4.2Gbps |
最大速度の違いは倍です。
最大速度だけで比較した場合、ドコモのhome 5Gを選んだ方がいいでしょう。
ですが、最大速度とはその端末で利用できる回線の許容範囲です。
home 5Gは最大4.2Gbpsまで対応していますが、常に4.2Gbpsで利用できるわけではありません。
その点だけは、注意しておきましょう。
共通点③ 工事不要!コンセントに挿すだけで利用できる
両方とも工事をする必要がなく、コンセントに挿すだけで利用できます。
光回線を通すための工事ができない人で、安定した高速通信を実現させるには、Airターミナル5もしくはhome 5Gは非常におすすめ。
WiMAXも候補としてありですが、3日間で10GBを超えたら通信制限をされてしまうデメリット付きです。
Airターミナル5とhome 5Gには、通信制限ありません。
通信量を無制限で利用できるので、ゲームをしたい人、自宅で仕事をしている人にはピッタリと言えます。
また、工事をする必要がないので、即日から利用できるのも大きなメリットですね。
共通点④ スマホとのセット割引がある
Airターミナル5もhome 5Gもスマホとのセット割を提供しています。
Airターミナル5は、ソフトバンクもしくはワイモバイルのスマホで契約している人なら、「おうち割光セット」が適用されます。
「おうち割光セット」が適用されると、スマホの料金は毎月1,100円割引での利用が可能です。
Airターミナル5 | home 5G |
---|---|
おうち割光セットで毎月1,100円割引 | home 5Gセット割で最大毎月1,100円割引 |
home 5Gは、ドコモのギガプランで契約している人なら「home 5Gセット割」が適用されます。
「home 5Gセット割」が適用されると、毎月のスマホ代は1,100円割引になります。
対象となるギガプランは、以下の6つです。
- 5Gギガホプレミア
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホプレミア
- ギガホ
- ギガライト
5Gギガホとギガホは、2021年3月31日に新規の申し込みを終了しているので、これから申し込む人は注意しましょう。
ドコモはスマホのプランによって割引額が異なる
ドコモは、利用しているプランによってスマホ代の割引額が異なります。
最大1,100円割引になるプランは、以下のとおりです。
- 5Gギガホプレミア
- 5Gギガライト(3GB~5GBまで、5GB~7GBまで)
- ギガホプレミア
5Gギガライトの~1GBまでと、~3GBまでは550円割引なので、注意しましょう。
Airターミナル5とhome 5Gの違い
4つの共通点があったAirターミナル5とhome 5Gですが、異なる点もあります。
それぞれの違いを把握し、どちらが自分にピッタリなのか、しっかりと確認しましょう。
違い① 対応エリアが違う
どちらも5Gエリアで利用できる点は同じです。
ですが、Airターミナル5で利用可能なエリアとhome 5Gの対応エリアは異なります。
Airターミナル5は、首都圏でも地域によって提供エリアに差があり、一部の地域では利用できません。
home 5Gも首都圏では一部の地域では利用できません。
提供エリアの広さではhome 5Gに軍配が上がります。
5Gの普及は進んでいるとはいえ、どちらも利用できるエリアは限定的です。
詳しくは各サイトの提供エリアを確認しましょう。
Airターミナル5の提供エリアはこちら
ドコモhome 5Gの提供エリアはこちら
違い② 最大通信速度が違う
2つ目の違いは、最大通信速度です。
Airターミナル5の下り最大通信速度は最大2.1Gbpsですが、ドコモのhome 5Gは最大4.2Gbps。
最大通信速度の差は2倍とhome 5Gの方が優秀です。
home 5Gは5Gの提供エリアであれば、光回線に匹敵する速度での利用が可能になります。
とはいえ、常に最大速度で利用できるわけではないので、使用する際は注意しましょう。
違い③ プラン料金が異なる
プラン料金は、home 5Gの方が安くなっています。
Airターミナル5 | home 5G |
---|---|
5,368円 | 4,950円 |
約400円の違いですが、home 5Gの方が安い料金で利用できますね。
少しでも安く利用したい人は、home 5Gを利用しましょう。
結局どっちがおすすめ?スマホに合わせた方がお得!
Airターミナル5とhome 5G、結局どっちがおすすめなの?と気になる人は多くいるはずです。
結論は、契約しているスマホに合わせるのがベスト。
格安SIMやauを利用している人は、home 5Gがおすすめです。
ソフトバンクスマホを持っている人はAirターミナル5がおすすめ
ソフトバンクやワイモバイルを契約している人は、Airターミナル5Gがおすすめ。
なぜなら、「おうち割光セット」が適用され、スマホの料金が毎月1,100円割引されるからです。
ソフトバンクが提供しているプランとAirターミナル5Gを組み合わせた毎月の支払い額は、以下のようになります。
1段目左 | メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ |
---|---|---|
月額料金 | 7,238円 | 3,278円(~1GBまで) |
Airターミナル5 | 5,368円 | 3段目右 |
おうち割光セット | -1,100円 | 4段目右 |
毎月の支払い額 | 11,506円 | 7,546円 |
メリハリ無制限は、2人で使うと660円割引、3人以上で使うと1,210円割引が追加されます。
家族で利用する人は、メリハリ無制限とAirターミナル5Gの組み合わせにしましょう。
また、ワイモバイルとの組み合わせだと、以下のようになります。
1段目左 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
おうち割光セット | -1,188円 | 4段目右 | 1段目右 |
毎月の支払い額 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
ソフトバンクを利用するよりも、ワイモバイルの方がお得です。
ワイモバイルの回線はソフトバンクと同じなので、通信費を下げたい人はワイモバイルを利用しましょう。
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ドコモのスマホを持っている人はドコモhome 5Gがおすすめ
ドコモで契約している人は、home5Gがおすすめ。
理由は、「home 5Gセット割」が適用され、スマホの料金が毎月最大1,100円割引されるからです。
各プランを組み合わせた毎月の支払い額は、以下のとおり。
1段目左 | 月額料金 | home 5Gセット割 | 毎月の支払い額 |
---|---|---|---|
5Gギガホプレミア | 7,315円 | -1,100円 | 6,215円 |
ギガホプレミア | 7,205円 | -1,100円 | 6,105円 |
5Gギガライト~7GBまで | 6,765円 | -1,100円 | 5,665円 |
5Gギガライト~5GBまで | 5,665円 | -1,100円 | 4,565円 |
5Gギガライト~3GBまで | 4,565円 | -550円 | 4,015円 |
5Gギガライト~1GBまで | 3,465円 | -550円 | 2,915円 |
ドコモは「home 5Gセット割」以外にも、2回線の利用で550円、3回線以上の利用で1,100円割引される「みんなドコモ割」もあります。
割引サービスを上手く組み合わせると、よりお得に利用できますよ。
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コスパで求めるならドコモhome 5Gを利用しましょう
格安SIMやauを利用している人は、ドコモのhome 5Gがおすすめです。
理由は以下の3つです。
- 最大通信速度が速い
- 月額料金が安い
- 5Gの提供エリアが広い
どの点においても、home 5Gの方が優秀と言えます。
Airターミナル5かhome 5Gで迷ったら、home 5Gを利用しましょう。
まとめ
この記事では、ソフトバンクから提供が始まったAirターミナル5とドコモのhome 5Gを比較して紹介しました。
最後に、結論をまとめます。
- ソフトバンク・ワイモバイルを契約している人は、Airターミナル5
- ドコモを契約している人は、home 5G
- どちらも契約していない人は、home 5G
どちらも5Gに対応しているので、5Gの提供エリアで生活している人は、今までよりも速い速度でのインターネットを利用できます。
スマホの料金を見直せば、通信費は1万円以下に抑えられます。
通信費を下げることができ、ネットの速度も速くなるので、利用することをおすすめします。
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